「千葉ホグワーツ」がトレンド入り
いま、クオリティが高すぎるハリー・ポッターのコスプレをする男性が、全国的にバズっている。
発端は、6月26日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)だった。
「街行く人のオタ活を調査した件Part2」という企画で、スタッフが東京・渋谷駅前で声をかけたのは、黒縁の丸メガネに黒いローブを羽織ったような制服姿で、明らかに映画『ハリー・ポッター』の主人公であるハリーを意識した服装の男性。
スタッフが「もしかして、ハリー・ポッターオタクですか?」と言うと、当然のように「そうです」と回答。
さらにスタッフが、男性が持つスピーカーの用途を尋ねると、持っていた杖をかかげ小刻みに振る。と同時に、「シュシュシュシュッ!」と効果音が鳴るのだ。スタッフが「杖を振る音を出すためにスピーカー?」と確認すると、男性は「セクタムセンプラ!」と、敵を切り裂く攻撃の呪文を叫びながら杖を振ると、「ズバーーンッ!」という効果音が鳴り、さらに「連続魔法とか」と、目の前に敵がいるかのようにシャドーで杖を振りまくり、音を鳴らしまくり。
これには、スタジオでこのVTRを見守るマツコ・デラックスが「あはははは!」と高らかに笑うのだった。
さらに男性はこの服装で電車移動してきたといい、スタッフが在住地を聞くと「千葉ホグワーツ」と返答。
このワードがこの日のTwitterトレンドに急上昇したほか、ハリー・ポッターの吹替版を担当している声優の小野賢章さんが、放送翌日、自身のTwitterで「千葉ホグワーツ…めちゃくちゃ笑いました」と反応するにいたったのだ。
自転車にまたがり空中戦をライブ配信
この男性の正体は、TikTokerハリー・ティッカーさん。今年1月10日から動画投稿を開始し、同18日よりハリー・ポッターコスプレでの動画を投稿し始めている。
千葉駅で魔法をかけていたら駅員さんに怒られたり、電車の座席に大人しく座り移動したり、池でボートに乗ったりディズニーランドに行ったり、最近では6月16日に東京・としまえん跡地にオープンしたばかりの「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京ーメイキング・オブ・ハリー・ポッター」で、我が庭とばかりにはしゃぐ姿を投稿している。
そんなハリー・ティッカーさんの売りのひとつとなっているのが、自転車でほうきにまたがったように森の中を駆け抜ける「チャリーポッター配信」だ。劇中でお馴染みのBGMをかけながら劇中のセリフを演じ、スニッチをともないながら空中戦のシーンを完全再現するのだが、自転車と思えぬ臨場感たっぷりな映像となっている。
番組放送中は約7万人だったフォロワー数が、現在では約23万人と爆増しており、本人も6月27日にTwitterに、
「ホストからハリーポッターの真似して
まさか千葉ホグワーツでバズるなんて思ってもいなかった…
人生何があるかわからないな。。」
とツイートしている。名実ともにバズっている状態のハリー・ティッカーさんから、今後も目が離せない!
@harrytickerkun 夢かと思いました。。#千葉ホグワーツ #wbstudiotour #としまえん #harrypotter #japan #チャリーポッター #小野賢章 ♬ オリジナル楽曲 – ⚡︎Harry ticker⚡︎
※動画はHarry ticker公式TikTok『@harrytickerkunより