見る者すべてを虜にする“バズプリン”
ある純喫茶プリンが今、バズっている。
現在、多くの人がこのプリンをTik Tokにアップし、どれも再生数が伸びている。いずれのものも、ちょうどいい固さのレトロ感がある喫茶店プリンのシズル感とマスターの熟練の技が堪能できる内容で、あらゆる人がアップし、いずれも100万回越えの再生数を記録。このプリンは上げればバズる“バズの鉄板メニュー”なのだ。
動画の内容はというと、白いシャツに蝶ネクタイという渋い雰囲気の白髪男性がガラス皿にプリンを次々と乗せていくというもの。左手に皿、右手にプリンの入った型を持ち、さらにプリンを皿に乗せたあとは左の手の平をスペシウム光線の形にしながら右手で皿とカップをひと回しするといった、鮮やかかつクセのある動きに思わず見惚れてしまう人が続出。
また男性がカラメルソースをたっぷりとプリンに乗せている場面や、昔ながらの固めのプリンにスプーンが入ってホロリと崩れる、見るからに美味しそうな様子を確認することができる。
世界各国のスイーツ好きから熱視線
こちらの男性の正体は新橋にある喫茶店「ヘッケルン」の名物マスター・森静雄さんで、くだんのプリンは店の名物「ジャンボプリン」。店は1971年創業と実に50年以上の歴史を誇る老舗ながら現在も行列が絶えず、マスターがプリンを作る動画が海外のSNSでバズったこともあり、今や日本のみならず海外からの訪問客が連日押し寄せる状況なのだとか。
特に人気なのはマスター手作りの「ジャンボプリン」。現在、コンビニなどで主流のプリンは生クリームや卵黄のみを使うなどしてなめらかな口どけを重視している感があるが、昔ながらのプリンは卵と牛乳と砂糖を主原料にして卵の固まる力をうまく使うため、しっかりと固まるのが特徴。
純喫茶の固めプリンといえば“ママの手作りおやつ”のようなノスタルジーさを感じさせてくれるところが人気だが、今回のプリンは、まさにそういった理想を具現化した逸品と言えるだろう。
世界各国から熱い支持を得るジャンボプリンのキャッチーなルックスはもちろんのこと、やはりマスターの“職人芸”と言える一連の動きに心を掴まれた人は多かったようで、コメント欄からは
「絶っっっ対美味しいやつ」
「癖が強いw」
「プリンを型から外す時の左手何wwww」
「この左手が結構重要だったりするんよねww」
といった絶賛の声が続出している。
また、マスターの唯一無二の動きをやってみたくなる人も多いようで、現在Tik Tokではマスターのモノマネをする人が続出。「プリンおじさん モノマネ」で検索すると、たくさんの人たちの“プリンさばき”を見ることができる。
肝心の「ジャンボプリン」だが、1日に仕込む数に限りがあるため、早く行かないと売り切れてしまうことも多いとか。並んでても食べたい絶品メニューなのは間違いない!
@saya___0805 マスターが作る絶品プリン🍮𓌈 こんな美味しいプリン食べたの初めてってくらい美味しかった!! マスターのアクスタも可愛すぎた👴🏻 推し活した気分🫶🏻´- 📍東京/新橋「ヘッケルン」 コーヒープリンセット 700円 #東京グルメ #東京カフェ #ヘッケルン ♬ 人生のメリーゴーランド(ハウルの動く城) – Kazumi Tateishi Trio
※動画はさや公式TikTok『@saya___0805』より