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ウンパルンパ を
救った言葉(#02)

ウンパルンパ インタビュー #02/「教員試験か、Tik Tokか」究極の選択に周囲は教員を推すなか、親友がかけてくれた言葉とは

昨年12月、サッカー日本代表監督である森保一氏との共演で、その名が全国に轟くこととなったTik Tokerウンパルンパさん。Tik Tok開始から1年も経たぬうちに100万人フォロワーを達成したが、将来の目標でもあった教員への道か、またはTik Tokを続けるのかで悩み抜き、精神のバランスを崩してしまったこともあったという。
(全2回の2回目/1回目から続く)

リアリティを重視するため、バインダーはプーマで購入

ーー最初のバズのあと、「これはフォロワーも増えるかも」と確信した瞬間は覚えていますか?

ウンパルンパさん(以下、ウンパ) 学校あるあるの1つ目がバズったときは、翌日に同じような学校ネタを上げてもそんなに伸びない、“単発バズ”でした。でも、先生・監督動画を上げはじめたら、どんなネタもバズるようになり、フォロワー数が増えることも予感できました。
 基本的にウザめなキャラクターを演じていますが、直接会った人によく「もっとうざい奴だと思ってた。ほんとうにはいい奴なんだね」と言われることが多くなったくらい(笑)、先生・監督のイメージを定着させることができたのかなと。

ーー先生・監督動画ではずせないこだわりはありますか?

ウンパ やっぱりリアリティを求めたいので、さきほどの笛のほかにも、小道具としてバインダーを取り入れたり。サングラスにもこだわっています。

ーーバインダーのメーカーも、実際に監督が使っているようなメーカーなんですか?

ウンパ 監督はとにかくプーマのバインダーを持ちがちなので、僕もプーマを使っています。

ーーダイソーとかで揃えるんじゃないんですね。

ウンパ ダイソーじゃダメです。笛は3万人収容のスタジアムにも響き渡るくらいの大きさのモノですし。それを部屋で鳴らしていたので、ご近所さんにはほんとうに申し訳ないです。ちなみにサングラスもプーマで揃えたかったんですが、なかったので、監督がつけがちなフォルムのものを選びました。

ーーつけがちなフォルムがあるんですね(笑)。

「Tik Tokを続けるなら、教員の免許を取得することはできません」

ーーそもそも実際に憧れの教員の目指していたわけですが、そちらはどうなりましたか?

ウンパ それは……めちゃくちゃいろいろなことがありました。Tik Tokを始めて半年間は教員の勉強もしていて、教育実習に行く時期でもありましたが、学校関係者からはTik Tokをやっていることについて良く思われてはいませんでした。そのタイミングで、究極の選択を迫られたんです。
「Tik Tokを続けるなら、教員の免許を取得することはできません。教員の免許を取得するなら、Tik Tokは続けられません。どうしますか?」
 と。僕は教員になるならないは置いておいて、免許だけは取ろうと思っていました。親からも「そのために大学に行ったのだから」と言われていましたしね。
 ……めちゃくちゃ悩みました。悩みすぎて精神が不安定になり、動画投稿も2ヶ月ほど休んだんです。

ーーまわりに相談しましたか?

ウンパ まわりの人たち、親をはじめ友達や監督、コーチや先生などは「まずは教員になったほうがいいんじゃないか」という意見が大半でした。でも、親友だけが違ったんです。「おまえ、何を迷ってるんだよ。おまえは絶対にTik Tokをやれよ。今やらないと、教員免許だけとって2年後に再開したとしても、旬は終わってるぞ?」と。それで初めて、自分が認められた気分になったんです。親友以外からは、基本的にずっと反対されていたので。すごくうれしかったです。心強かった。
 それで心が決まり、親にTik Tokを選ぶことを伝えました。

悩みすぎて、パニック障害と診断され休養

ーー反応はいかがでしたか?

ウンパ 今では毎日動画を見てくれていますが、大反対でしたね。とにかくこの時期はキツかったですね……。

ーー活動を休止したほどですもんね。

ウンパ 実はパニック障害と診断を受けたんです。日常生活もできないくらいに精神的に参っていて、とにかく実家で心身を休めて回復させることしかできない時期でした。少しずつ良くなってからは、「Tik Tokの動画を投稿したいなあ」と思えるようになりました。なにより、視聴者さんがいつもコメント欄に「いつでも待っているよ」とメッセージをくれたことが、大きな支えでしたね。

お会いしたこともないかたの応援は、本来は見えないものじゃないですか。でもSNSだからこそ目に見えて僕に届くんですよ。すごいですよね。SNSって使い方によっては悪い方向にいきますが、あのときはほんとうに助けられました。

ーーTik Tokを選んだあとと前では、動画制作にあたって力の入れ方など変化がありましたか?

ウンパ 全然違うんですよ。岐路の前は、フォロワー数20万人ほどでTik Tok1本で生計を立てる見込みもありませんでした。だからこそ、教員という道がなくなった瞬間は「もう、Tik Tokで生きていくしかない」という覚悟のようなものができて、そこからさらにギアを入れた実感があります。

ーーそれが大学3年生の……。

ウンパ 冬ですね。その頃から自室を飛び出して、外やスタジオで撮影したりいろいろな方とコラボしたりし始めました。その一方で、「Tik Tokで生計を立てるために、絶対にバズらなければならない」という焦燥感も沸いてきましたが、その時期に母親から「生きているだけでいいんだよ」と言われたんです。「あんたのフォロワーが何人になろうとも、生きていればなんとかなるから」と言ってくれたおかげで初心に戻ることができて、吹っ切れ、精神的にもすごく楽になりました。
 心療内科の先生が「信頼している人からのそういう言葉は、どんな薬よりも効く」と言っていましたが、ほんとうにそうですね。

写真撮影を絶対に断らない理由

ーーその言葉はいまも支えになっていますか?

ウンパ そうですね。再生回数の波に飲まれそうになったときに、その言葉を思い出して「いやいやいや、おいしい焼き肉食べられるし、なんでもいいや」と思えています。今後、20年、30年経ってもずっと大切にしたい言葉です。

ーーそして冒頭で言ったとおり、昨年は森保監督とのコラボの影響などで、ウンパルンパさんの知名度がいっきに一般的になったかと思います。生活が一変したと思いますが、気をつけていることはありますか?

ウンパ 僕を好きで応援してくれる方々を失望させたくないので、日常生活では「たくさんの人に見られているんだ」という意識で歩いています。生意気かもしれませんが。

ーーさきほども外で撮影中に、若い方がたくさん集まってきてびっくりしました! 丁寧に写真撮影にも応じていましたよね。

ウンパ あ、それは絶対に撮るようにしています。明石家さんまさんがプライベートで会うファンの方と楽しく接している記事を読んで「さんまさんがそうなら、僕なんかが写真撮影を断っちゃだめだな」と思ったんですよね。でも、一回だけ断ったことがありますね……。温泉の脱衣所で全裸になっていたときに「写真撮っていいですか?」と言われたときは断ってしまいました。その方には申し訳なかったです。

ーーそれはさすがに断ります(笑)。

ウンパ 服さえ着ていれば100%撮ります!

ーー最後に、Tik Tokがない人生は、どんなふうだったと思いますか?

ウンパ 間違いなく熱血教師になって、生徒たちと青春していたのかなと思います。あのときTik Tokではなく教員の道を選んでいたとしても、楽しかったんだろうなと。でも、学校の先生でなくても、いつか似たようなことはできるのではないかと思っています。中高生に対してSNSで大切なことを伝える機会とか、あったらいいですよね。

(撮影:佐賀章広)

@unparunpa1028 #tiktokcup2023 に向けた視察へ仙台に行きました😎まだまだメンバー募集してるので #fctiktok に動画を投稿してアピール待ってる😎 @ベガルタ仙台[公式] @Jリーグ【公式】 #ベガルタ仙台#Jリーグ ♬ オリジナル楽曲 – ウンパルンパ

※動画はウンパルンパ公式TikTok『@unparunpa1028』より

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