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ウンパルンパの
過去がすごすぎた!(#01)

ウンパルンパ インタビュー #01/部屋で1人叫び続け、親を心配させたモノマネ好き少年が、サッカー日本代表 森保監督とコラボするまで

昨年12月、サッカー日本代表監督である森保一氏との共演で、その名が全国に轟くこととなったTik Tokerウンパルンパさん。イキる姿が憎めなくて笑ってしまう“先生&監督モノマネ”で着実のフォロワー数を増やし、Tik Tok開始から1年も経たぬうちに100万人フォロワーに達成した背景にあった「他の人がやらなかったこと」とは。
(全2回の1回目/2回目に続く)

教員勉強もせず「部屋で叫び散らかしていた」

ーー昨年4月にJリーグ・Tik Tok公式の「#Jリーグ」チャレンジアンバサダーに就任し、同12月にはたびたびモノマネをしていたサッカー日本代表・森保一監督と対面し、本人の前でモノマネを披露して話題になりました。W杯直後だっただけに、世間も沸きましたよね。こうした未来を、Tik Tokを始めたときは想像していましたか?

ウンパルンパさん(以下、ウンパ) 1mmも想像していなかったです。森保監督とのコラボはもちろん、幼い頃からずっと見ていたJリーグと一緒に仕事ができたり、すべて夢にも思っていなかったので。

ーー最初は、部屋でひとりで動画を撮っていらっしゃいましたもんね。

ウンパ そうですね。実家の自分の部屋で、ひとりで叫んだりして。親からすごく心配されていました。

ーー息子が突然叫び出したら、それは心配ですよね(笑)。

ウンパ 特に僕は始めたのが大学3年生の春で、教員を目指して勉強していた真っ只中でしたからね。そんな人間が、勉強もせずに部屋で叫び散らかしていたので(笑)、ずっと「あんたなにやってるの……?」状態でした。

ーーその時期にTik Tokをやろうと思ったきっかけはなんだったんでしょう。

ウンパ コロナ禍で大学も部活もすべてがストップして、教員試験の勉強どころではない気分になっていたときに、親友から「おまえTik Tokやってみたら?」と言われたのがきっかけです。軽いノリで始めたんです。

北島康介の「チョー気持ちいい!」がやりたくて市民プールへ

ーーウンパルンパさんといえば先生や監督のモノマネですが、昔から友達の前でモノマネを披露するのが好きだったんですか?

ウンパ そうですね。モノマネをするのは昔から好きで、ありがたいことにみんな笑ってくれていました。

ーー先生や監督のどのあたりに、おもしろさを見出していたんでしょう。

ウンパ シンプルに、憧れがあったんです。みんなを束ねている感じがかっこよくて、先生や監督、コーチだけが持ってる笛とかを見て「かっこいいなあ」と思ったりして。
今思い出しましたが、競泳の北島康介選手が、2004年のアテネ五輪の100m平泳ぎで金メダルを取ったとき、「チョー気持ちいい!」と言ったじゃないですか。あれにも憧れて。憧れるとすぐにマネしたくなって、ひとりで近くの市民プールに行って、25m泳いで、「チョー気持ちいい!」とやっていましたね(笑)。めっちゃ変なやつですけど(笑)。ひとりで、その人の気分になって妄想するのが大好きなんです。

ーー(笑)わざわざプールに行くのがいいですね。

ウンパ 水に入らないとあの感じは出ないですからね。とにかくリアリティを追求したいんです。

ーーそれはいまの動画にも通じることですよね。動画で使用している笛もプロ仕様なんですよね。

ウンパ 笛1個で8千円くらいしますからね。これを吹くと、まるで自分が本物の審判になったように感じるんです。「あ、試合中の音だな」と。

ーー最初から8千円の笛を使用していたんですか?

ウンパ そこまではいかずとも、2,3千円くらいの笛でしたね。スポーツショップで買ったと思います。

ーー皮肉を込めたモノマネではなかったんですね。

ウンパ よく言われるんですが、皮肉はまったくなくて、憧れだけ……いや、ゼロじゃないかもしれません(笑)。こんなこと言ったらいままでのコーチたちに怒られそうですが(笑)。

過酷な高校サッカー時代をネタに昇華し、共感を集める

ーーサッカー部出身だと思いますが、いつサッカーをはじめたんですか?

ウンパ クラブチームに入って本格的に始めたのは小学2年生からで、小学生の頃は日本代表になれると思っていたくらい練習していましたね。中学3年生まではずっとレギュラー街道を歩いていました。でも、高校で挫折したんです。

ーー打ちのめされた出来事があったのですね。

ウンパ 愛知県の強豪校のサッカー部に入って、まわりの圧倒的な上手さに完全に諦めを覚えたんです。でも、あれほど厳しい部活に所属していたからこそ、いま、たくさんのネタが思い浮かぶんです。あの3年間は、二度と繰り返したくないほどキツすぎました(笑)。キツすぎたからこそ鮮明にすべてを覚えているんでよね。

ーーだから部活をモチーフにしたモノマネが細かいんですね。なにが一番キツかったですか?

ウンパ フィジカルトレーニングですね。ボールを使わずに階段ダッシュをしたり、山道を走ったり。そういうことをネタにすると、20~40代の部活経験者さんから「ウンパくんの動画を見ると、あの頃を思い出すからほんとうにイヤなんだよ。イヤだけど、すごく懐かしいんだよね」とよく言われます(笑)。

ーー辛い記憶こそ深く共感できるんですね。

ウンパ キツい思い出って心を掴みやすいんだと思います。僕が動画で昇華することで、見る人の心が楽になれているのかもしれません。

バズらなかった悔しさをバネに「1日5本投稿」

ーー初期の頃の動画は、「学校あるある」が主だったと思います。1日に何本も投稿していましたよね。

ウンパ 1日最低2,3本、平均5本投稿していました。1日5本投稿している人はまずいないと思うので、誰もやらないことをするのが大事だと思っていました。そうすると必然的に「おすすめ」にも載りやすくなるので。だからといって、しょうもないネタを量産するのもよくないので、ちゃんと自分で厳選して毎日5本を上げていました。
それによってありがたいことに急激にフォロワーが増えてくれて、開始7,8ヶ月でフォロワー100万人を越えることができました。1日1本とかだと、ここまで来られなかったと思います。

ーー最初から手応えを感じることができないと、そこまで本腰を入れてやるのも難しいと思いますが、最初から「バズってやろう!」という意気込みがありましたか?

ウンパ いえ、最初はまったく乗り気じゃなくて。なぜか親友が僕をめっちゃプロデュースしたがっていて、「おまえは絶対にバズるから、やれ!」と、ずーっと言っていたんです。それで最初はよくわからないモノマネを投稿したら、もちろん全然バズらなくて。
僕は負けず嫌いで、「自分はバズらなかった」という事実がすごく悔しかったんです。今まではいろんな人に笑ってもらえていたし、「ちょっとはバズるだろう」と甘く考えていたら、バズらなかった。それでムカついて、いろいろ研究するようになりました。それで、今まで友達の前でやっていて得意だった「学校あるある」なら勝負できるんじゃないかと、10本くらいまとめて投稿したら、そのうちの1本がバズってくれたんです。

ーーどんな動画でしたか?

ウンパ 「『あいつ口臭くね?』っていうヤツに限って、一番口臭い」というマニアックな動画です(笑)。それで通知がめちゃくちゃ来て、あのときのうれしさがモチベーションのすべてになりました。「またこの気持になりたい」と、どんどんやり始めたんです。

ーーそこまでにかかった時間はどれくらいですか?

ウンパ ありがたいことに、3週間しないくらいですね。以前、さらば青春の光の森田哲矢さんにその話をしたら「そんなに楽して上がれるなんてムカつく!」と言われましたが、たしかにそのとおりだと思います。この速さは、TikTokならではですよね。

「パクリ」と言われても面白くなれる自信があった

ーー心配していたお母さんに、バズったことは報告しましたか?

ウンパ いえ、言いませんでした。言うと絶対に「やめろ」と言われるのは目に見えていたので。フォロワーが十万人を超えたら言おうかなと思っていたら、母はピアノ教師をしていて、生徒さんから「これ、先生のお子さんじゃない?」と結構早い段階でバレちゃったんです。

ーーバズるとすぐバレてしまうものなんですね。

ウンパ あと、学校あるあるを中心にやっていた頃は、批判的なDMもめちゃくちゃ届いていました。今でこそ学校あるあるはいろんな人がやっていますが、当時は有名な方1、2人くらいで、その二番煎じと思われてしまい「パクリやん」「あの人のほうがおもしろい」という声がブワッと届いたんです。

ーーそれで落ち込むことも?

ウンパ 強がりでもなく、落ち込みはしませんでした。その人よりも面白くなれる自信があったので。だからコメントに気持ちが左右されることはなく「今に見ておけよ!」という闘争心に変わりました。

ーー負けず嫌いが発揮されていますね(笑)。

ウンパ 超負けず嫌いなんです(笑)。とにかく毎日考えて、自分が経験してきたことのなかからネタをピックアップして、毎日撮影していました。

ーーそれだけポテンシャルが高いと、「芸人を目指す」という道もありそうですが。

ウンパ 「自分に合っているものはなんだろう」と考えたとき、SNSで動画を発信するのが一番合っているのではないかと思いました。僕は芸人の中では突き抜けられないというか、ハードルが高すぎるし、輝ける未来があまり見えなくて。でも、Tik Tokでならすごい未来が見えたんです。得意なもの1本でバズれる媒体があって、そこで発信できることが、自分に合っていました。

***
次の記事に続く
「教員試験か、Tik Tokか」究極の選択に周囲は教員を推すなか、親友がかけてくれた言葉とは/ウンパルンパさんインタビュー#2

(撮影:佐賀章広)

@unparunpa1028森保監督本人に公認頂きました。♬ オリジナル楽曲 – ウンパルンパ

※動画はウンパルンパ公式TikTok『@unparunpa1028』より

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