1mmの極薄サンドイッチがすごすぎる
いま、“包丁研ぎクリエイター”を名乗る研師Ryotaさんがバズっている。
黒バックの背景に黒いビニール手袋、木のまな板。一見、料理ASMRでお馴染みのTikTokerバヤシさんを思わせるその動画。だがメインは料理ではなく、ただただ包丁で食材や物を削いでいくこと。しかも、向こう側が透けるほど極薄に。
たとえば、現時点で再生回数8190万回を記録している11月25日投稿動画。
食パン、きゅうり、トマトを、なめらかに次々と削いでゆき、それぞれを重ねる。すると向こう側が透けて見える「極薄トマトきゅうりサンド」が完成するーーという内容。シューーーーッと心地よい音を出しながら、切れ味抜群の包丁を動かすさまは、得も言えぬ中毒性が。
コメント欄は海外からの声が多く、世界で支持されていることがうかがえる。
研ぎ音がやみつきに!
彼がなぜそんな芸当ができるのかというと、プロの研師だからだろう。
12月10日には、「トマトが切れなかったので三徳包丁を研ぐ」という動画を投稿。心地の良い音をたてながら、研ぎ石で研ぐ様子を映す。研ぎ終えるといとも簡単に、なめらかに紙を切っていき、最後にお目当てのトマトの断面に刃を当てると、トマトを手で抑えずともスーーーーッと極薄に切れていくのだ。
こちらも海外からのコメントで埋め尽くされ、なかにはあまりの切れ味っぷりに「違うナイフを使ったのでは!?」なんて疑いの目を向ける声も。
特に見応えがあるのは、「日本刀のような鮪切包丁を研ぐ」という動画。そのとおり、日本刀のような長さの包丁を作業場で研ぎ、研ぎ終えると紙の筒に斜めに刃を入れていく。すると見事にすっぱりと切れるのだ。Ryotaさんの真剣な眼差しと厳かな雰囲気も相まって、まるで武士のように見えてくる魅力的な動画だ。
新たなジャンル「研師ASMR」に酔いしれたい!
@ryota_togishi 【極薄トマトきゅうりサンド】🍅🥒🥪🔪 〜Ultra-thin tomato and cucumber sandwich〜 #究極の切れ味 #knifeskills #asmr ♬ オリジナル楽曲 – 研師Ryota
※動画は研師Ryota公式TikTok『@ryota_togishi』より