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聖地でのワンマンと脱退が同時に…
幼馴染5人組バンド1-SHINE

【アーティストリーグ2023 バンドステージ1位】1-SHINE インタビュー/リキッドルームでのワンマンを控える一方、脱退も「幼馴染で作ってきた11年間を、残していきたい」

左から、BIT(ラップ)、Shin(ドラム)、Yuma(ボーカル)、Yasu(ギター)、Hiro(ベース)

優勝賞金1000万円! 次世代アーティストの日本一を決める国内最大のアーティストバトル大会「アーティストリーグ」。今年7月から予選が始まり、10月に最終投票が行われ優勝者が決定、11月22日に各ステージの1位と優勝者、そしてスペシャルゲストの優里やAKB48によるライブが東京ドームシティホールにて開催された。今回はバンドステージの1位に輝いた1−SHINE(イシン)にインタビュー。なんとメンバー2人の脱退が決まっているといい、その胸の内を赤裸々に語ってもらった。

「TikTokフォロワー1万人いかなければ解散」

ーー結成11年で、11年間でバロメーターがあるとしたらどんな曲線ですか?

Yuma 基本ゼロですね。

Yasu ライフポイントがゼロにならないくらいギリギリくらいで、ちょっとずつ0.1ずつくらい上がってきている感じです。下がるはないかもしれないですけど。

Yuma ほんとうは、コロナ禍入って落ち込んで、この2年くらいがんばってきて、ついに掴んだ東京ドームシティホールのステージだったんです。けど、来年1月にメンバーが2名脱退することになりまして。ラップとベースが。また一端0.1くらいからやり直しかなっていう……状況なんですが、11年のキャリアの中で今日が一番大きなステージなので、今日はご褒美かなと思います。

ーー11年の間で、壁があるとしたらどんなことでしたか?

Yasu ずっと苦労はしてるかな。苦労とはあまり思ってはいないですけど。

Yuma 全国でCDを流通できますっていうのが5年前にあって、いろんな話が決まって制作までしていたんですが、土壇場になっておじゃんになっちゃって。実権を握っている人がライブにちょこちょこ来ていたんですが、あるライブのあと「おまえらよくないから出せないわ」って。一瞬で白紙に戻されたことがありました。あとはメンバー脱退ですかね(笑)。

ーー笑ってますけど(笑)。3年前に「TikTokのフォロワーが1万人いかなかったら解散」という挑戦をされて。一か八かな心境だったんですか?

Yuma はい。そのときもバンドを継続するかどうかをメンバーで話し合っていた時期だったんです。僕たちはずっとライブハウスで活動してきたので、コロナ禍でライブハウスで活動できない。当時は「もう以前のようには戻れない」という論調があったじゃないですか。果たしてこういう活動をしていくことが正なのか、という壁にぶち当たって。
僕たちはSNSやオンラインがすごく弱かったので、「オンラインで戦えなかったら死んだほうがいいよね」という感じで、企画に見えるんですが、結構マジで「1万人いかなかったら辞めよう」ということで、3ヶ月間挑戦しました。

ーー1万人超えましたよね。

Yuma そうですね、2ヶ月ちょいくらいで超えたんですけど、そこからまったく伸びなくなって。TikTokは難しいですね。

SNSフォロワー数合計1000人未満だったが……!?

ーーでも有言実行されるのはすごいです。なにが勝因だったんでしょう。

Yuma どういう動画を撮るか考えたとき、最初は楽曲カバーをやっていました。たとえば、ONE OK ROCKさんとか。でも、バンドのカバーをしても正直本家を超えられないじゃないですか。
で、試しにやってみたのが、K-POPアーティストとか、バンドじゃない人たちをバンドのアレンジでカバーするというのを始めたら、徐々に徐々に、反応があって。コメントが多くなって再生数が伸びてきて。
とどめに、いっきにフォロワーが3、4000人に増えたのは、TWICEの楽曲をバンドアレンジ。ボーカルは男性だし、ロックなサウンドだし。それがバコンと行って。ただカバーしてバンドでやる、ではなく、ちょっとしたオリジナリティがフックになったのかなと思います。

@1shine.com @s.m_1211 への返信 TWICE/Kura Kuraをバンドカバー!#TWICE #KuraKura #ONCE #KPOP #JYP ♬ オリジナル楽曲 – 1万人フォロワーいかないと解散するバンド1-SHINE – 1-SHINE

ーー11年間の重みが実力に伴って現れた結果だと思います。越えた瞬間、みなさんどんな心境でしたか?

Yuma 越えた瞬間はたまたまみんなでいたんですよ。毎週水曜日に必ずリハーサルでスタジオに集まるんですが、ちょうどその日で。もうリハーサル終わったんですが、フォロワー数が9900くらいまで、「100人くらいなら、あと1時間くらいで増えるんじゃね!?」となって、急遽その場で配信を始めたんです。それで配信中に「1万人いきました!」って、ワーーーッ! となって。

ーーほっとしましたよね。

Yuma そうですね。ほんとうに企画ではなく辞めようと思っていたので。生き延びたなあと。

ーーこの挑戦には、みなさん賛成だったんですか?

Yuma メンバーそれぞれですね、意見はありました。前のめりなメンバーもいれば、「そこまでやっちゃう……?」というメンバーもいて。僕たちはフォロワー1000人以上のSNSがなかったんです。TwitterとInstagramはやっていたけど、どっちも1000人もいなくて。「1000人もいないのに1万人もいけるか?」って。でもこれくらい腹を括らないとダメだよね、というところでみんな納得しました。

ーーそこから自分たちのやりたいことや、パフォーマンスに変化はありましたか?

Yuma TikTokでフォロワー1万人ついて、それが2021年夏前くらいで。徐々にライブができるようになった時期で。いざライブしたんですが、結局SNSをきっかけにフォロワーは増えたけど、現場に足を運んでくれた方はたぶん10名にも満たないんです。100人に1人です。
やっぱりオンラインでがんばるのも大事だけど、現場でがんばっていかないとダメだよね、となりました。それからはひたすらライブハウスでの活動をまた基礎にがんばっています。

連日のライブで寝ずに車移動

ーーどのくらいのペースでライブしていますか?

Yuma 月18本ですね。いちばんすごかったスケジュールは、1日目が大阪、2日目が広島、3日目が川崎。

ーーえーーーー!

Yuma 全部車移動。鬼でしたね。

ーー車移動!? 運転はスタッフの方が?

Yuma うちはドラムが運転上手いので。彼、めちゃくちゃ運転できるのに、僕ら5人中4人が山口出身でライブで山口に帰ったときに、広島付近でスピード違反で捕まってしまって。いちばん運転が上手い彼なのに、免停になったんだっけ? その一撃で食らって、「うわ、俺ら来月もまた山口でライブあるのに、どうしようか」って。

ーーどうしたんですか?

Shin お金払って、講習受けました。

ーー東京・鮫洲の免許センターに行ったんですね(笑)。メンバーが運転していたとは。

Yasu マネージャーも運転しますが、初期の頃はいまと違ってマネージャーが専門学校を卒業したばかりの新卒女性で、「わたしちゃんと運転したことないです」みたいな子が、でっかいハイエースを運転する、みたいな(笑)。

ーーこわい!

Yasu だからほぼShinが運転してくれていたんです。

ーーそのスケジュールだと寝る暇もないくらいですね。夜通し走って。

Yuma 広島~川崎は寝ずに行ったよね。大阪~広島は寝ましたけど。

ーーほかのメンバーさんも一緒に起きているんですか?

Yasu まあ……寝てます。

ーーですよね(笑)。そんな時期もあり、1月27日にはリキッドルームでのワンマンライブを控えていますよね!

Yuma 最後の5人でのステージです。

ーーリキッドルーム、すごいですよね。

Yuma バンドマンにとっては聖地ですよね。

ーーファンの方の反応は?

Yuma 決まったときは、脱退はなかったので、シンプルに「わーー!ついに!」という感じでした。

脱退発表にファンは号泣

ーーその後、脱退のお知らせをしたら……?

Yuma 先週したんです。決まったのがここ1ヶ月くらいのことで。発表はSNS上で、次のライブのときは、もうライブハウスに入った瞬間からファンの方たちは泣いていましたね。

ーーそうですよね……。

Yuma 僕たちの楽曲はアゲアゲ系が多いんですが、みんな泣きながらジャンプしていました。

Yasu 嗚咽しながら頭振って。申し訳ない、と思いました。

ーーBITさん、Hiroさん、どう思いますか……?

一同 (笑)

Yuma (笑)そうだよね、逆に掘らないと!

ーー脱退はいつ頃から考えていたんですか?

Hiro 最初に話したのが、コロナ禍が始まってすぐくらいのときでした。2020年の春から夏の間です。そこから何度かみんなと話させてもらって、年齢的にいま31歳で、もうちょっとこの辺が限界かな、と。そういう話の場を設けてもらって。納得してもらったという言い方はできないですが、受け入れてもらえました。

ーーセカンドキャリアは?

Hiro なんとなく考えています。音楽はやらないんです。

ーーずっと音楽漬けで、辞める決断はすごく勇気がいると思います。

Hiro どうなんだろう……いる?

Shin いるよねえ。いると思うよ。

Hiro このまま続けていった先の未来もあまり正直見えない状態ではずっとあるので、であれば、自分のことに集中したいかなという感じです。

ーーBITさんはいかがですか?

BIT 僕は1年前くらいです。お金がギリギリの生活が続いていて、20代の半ばくらいから、給料日1週間前だけど300円しかない、どうする? みたいな。電気も止まるけど払うかねないや、と。でも「まあイケるっしょ!」みたいな気分で続けていたんです。でも最近はそこの踏ん切りがつかなくなって。「この生活、いつまで続くんだろう」という気分になってしまって。
Hiroが辞めるというタイミングですごくいろいろ考えちゃって。結構急に「辞めたい」と言って、強い意志で辞めさせていただくという感じになりました。

アーティストリーグ参加も反対された

ーー一週間を300円で乗り切るというと、どんな生活になりますか?

BIT 偶然家に落ちてる小銭を家中探してかき集めるんです。昔のキャッシュカードを掘り出して、残高照会に行って、「1000円入ってる!」。下ろして、100円ローソンでパンとバナナを買って、1日の中で食べたいときだけそれを食べて、つなぐ生活です。電車の乗るときは、交通費だけ先にバラしておいて。結構ギリギリでしたね。

ーー借金はしなかったんですね。

BIT 借金は奨学金だけなんですが、払うのをやめていました。電話がすごい来ていました。出ずに切る、をずっとやって。それも大変でしたね。

ーー生活とやりたいことバランスが崩れてしまったんですね。そんな中でアーティストリーグに挑戦して、みなさんの気持ちが一致したからこその?

Yuma 一致はまったくしなかったです。正直に言うと、自分が提案して。今回第2回ですが、第1回に参加したときもセミファイナルまでいって、SNS投票で何千組の中から選ばれたんです。それでバンドステージで優勝して。そのあとで負けちゃって。それでダメージを食らっちゃったし、セミファイナルまで行けてファンの結束力が強まったという副産物はありましたが、「ファンが100人増える」みたいなことはなくて。とにかく負けたことのダメージが大きかったんです。
それでも今回挑戦を決めた理由は、運営の方がYou Tubeで僕たちのことを紹介してくれて、それで「そういえばアーティストリーグの募集やっているな」と思って、今回は「各ステージで優勝したら東京ドームシティホールに立てる」という情報を見て、「俺たち前回セミファイナルまで行けて、今回も同じところまで行けたとしたら立てる! さらにメジャーアーティストの方とできる!」となり、自分が提案したんです。
みんな、「うーん」という感じのところ「やろう!!」と。そしたらここまで来れました。結果優勝はできませんでしたが、やってよかったなと。やっていなかったら、5人でホール規模のステージに立つ経験がないまま2人は脱退していたから。5人のひとつの軌跡としては「挑戦してよかったな」と思います。

目の前が真っ暗で「もうダメだ」と思ったことも

ーー勝ち進んでいく中で、印象的な出来事はありましたか?

Yasu 負けたときに荒れましたね。

Yuma セミファイナルのオンライン投票時、配信をしながら見守っていたんですが、前々日くらいにHiroから脱退の話を受けて、「勝っても負けてもメンバーひとり欠けちゃうんだ」という失意があった上に、負けて。また同じところで。自分が感情溢れちゃって、インスタの配信越しに、ぶわーーって荒れちゃって……。
もちろん優勝したかったけど、そこが目的ではなく、優勝することで売れるきっかけを掴みたかったんです。仮にHiroが抜けて、もしかしたらバンドが続かないかもしれない恐れもあったので。僕たちは地元から出てきて仲間とやってきたバンドなので、Hiroが最初に「辞めたい」となったとき、ShinもYasuも、「俺も続けられるかわからない」と。俺からすると、「ここで勝っても負けても俺らどうせ死ぬんじゃね?」となって、さらに負けたので、目の前真っ暗で「もうダメだ」……ということがありましたね。
バンドステージの優勝が決まった日は、自分たちが主催しているフェスの日で。30組くらい集めてライブハウス4会場借りてフェスを開いたんです。フェスも成功に終わり、そのあと夜の10時に優勝が決まって、「東京ドームシティホール、掴めました」と。あの瞬間は最高でした。ファンの方もその場にいたから、「うわーーー!」となって絶頂を味わいました。そのあとで地獄も味わい。でも結果、ここに来られたし、リハーサルをやってみんなテンションが上がったと思うし、よかったなと思います。だから感謝でいっぱいです。こういう機会を与えてくれたアーティストリーグに。

ーー最後に今後の展望を教えてください!

Yuma 2人が脱退して、僕たち3人はステイで、解散や活動休止という言葉は使わずに、現体制終了が1月27日のライブになります。この5人でこの11年間を作ってきたので、そこに向けて最高のピークを作りたいと思います。
その先のことはまだ固まってはいないけど、僕はこのバンドを11年やってきて、まだこのバンドを続けたいという意志があるので、「俺たち5人でやっていたバンドなんだよ」というのを世間のみなさんに見せていけたらと思います。今日、優里さんが出ますけど、優里さんのバンド時代、僕たち2回ほど対バンしているんですよ。なので1-SHINEも、1-SHINEが売れたときに「ほんとうはあいつら5人だったんだよ」ということがわかってくれて、5人の時代に作った曲を振り返ってもらえるといいかなと思っています。

Yasu 27日までは何も考えずにやり抜きます。最近話したんですが、「感謝を伝えにいく機会にしよう」と。「ありがとうございます」を込めて、多くの人を呼んで、しっかりかっこよく終わりたいですね。目の前の橋をまずは渡るだけです。

@1shine.com 幼馴染で山口県から上京してバンド組んだ結果 #バンド #山口県 #上京 #幼馴染 ♬ 原聲 – 611queen

※動画は1-SHINE公式TikTok『@1shine.com』より

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