【アーティストリーグ2023 マッケンローステージ1位】Lifesta インタビュー/作詞からダンス振り付け、裏方まですべてをこなす3人「”フリーランス”を全面に押し出して、いろんな人に知ってもらいたい!」
優勝賞金1000万円! 次世代アーティストの日本一を決める国内最大のアーティストバトル大会「アーティストリーグ」。今年7月から予選が始まり、10月に最終投票が行われグランプリが決定、11月22日に各ステージの1位とグランプリ、そしてスペシャルゲストの優里やAKB48によるライブが東京ドームシティホールにて開催された。今回はマッケンローステージの1位に輝いたLifesta(リフェスタ)にインタビュー。神ビジュからは想像もつかない意外な素顔に迫った。
リーダーは毎月じゃんけんで決める
ーーまずは自己紹介をお願いします。
AMI 今月のリーダーをやっているAMIです。
ーー今月!?
AMI 月替りでリーダーを決めてて、じゃんけんで勝った人がその月のリーダーなんです。今月、私が勝たせていただいたので。
ーー連続でやることも?
Miori はい。その月の運を持っている人がリーダーになるっていう。
AMI あと私は、ラップと裏方では衣装デザインを担当してます。
Miori Mioriです。担当はボーカルとダンスで、低音ボイス担当です。裏方ではダンスの振り付けと、フリーランスなので全部自分たちでやっているんですけど、ブッキング系の連絡とか私が担当しています。
ーーブッキング! ちゃんとしてますね!
Miori A型なもので(笑)。
LiLiley 私はLiLileyです。担当はボーカルで高音を担当しています。裏方では経理をやってます。
ーー経理!
LiLiley 領収書をもらって計算して、パソコンを持っていないので全部ノートで。アナログでがんばってます。消えるボールペンで書いて(笑)。
ーー「1円合わない!」と頭を抱えたり。
LiLiley 1円は気にしないかな……(笑)。その辺は誤差です(笑)。
ーー(笑)それぞれ性格によって担当が決まった?
AMI たしかに、自然とそうなったかも。
LiLiley 気づいたらそうやってた。
ーー運営の方がいなくて、全部3人でやっているんですね。最初からその形で?
LiLiley 最初は事務所に所属していたんですが、今年の3月からフリーランスになりました。
ーー事務所とフリーのちがいは、どんなことがありますか?
LiLiley 裏方がやっぱり大変。
AMI 経理もブッキングも全部自分たちでやらなきゃいけないから。
Miori ライブの音源も自分たちで編集しています。客観的に見られる人がいないので、ライブのときリハを客観的に見てアドバイスしてくれる人もいないし、振り付けも自分たちだし。逆にやりたいことできるけど、だからこそのデメリットはある。
LiLiley したいことだけやって終わっちゃう、みたいな。ほかの意見がないから。
過去の肩書きはモデル、レースクィーン、子役
ーーみなさん元々芸能活動をしていらっしゃったと聞きました。
AMI 私はモデル活動をしてました。
ーーギャル系ですか?
AMI まったく清純派でした。
ーーあら! いまのイメージで決めつけてすみません。
AMI よくあるので大丈夫です(笑)。昔は清純だったんです。黒髪ロングでセンター分けで白いワンピースで、みたいな。根はこれだったんですけど、出してなかったんですよね。
Miori 子役でミュージカルをずっとやってました。親がミュージカルを好きで、気づいたら5歳から中学校くらいまで、がっつりと。
ーーそれが音楽性に反映されたり。
Miori 歌い方が、最初はミュージカルみたいな歌い方が抜けなくて。リズムがないっていうか、全然歌い方がちがうんです。逆に「歌詞が聞き取りやすい」と言ってくれることもあるし。あと、芝居と歌とダンスを全部やっていたので、いまのダンスボーカルに生きているのかなって思います。
LiLiley 私はレースクィーンをやっていました。ドライバーさんに傘を差したり、チームのPRをするのが主な業務で。ハイレグとかもうない時代で、こういう衣装のチームもいました。
ーーそれぞれエッセンスが違ってバランスがいいですよね。憧れのアーティストはいますか?
AMI 私は安室奈美恵さんが好きで憧れています。この世の女性でいっちばん大尊敬しています! 圧倒的に愛してます! ライブも行きましたーー! お母さんがアムラーで、その影響で、物心付いたときから、子守唄が安室ちゃんだったんです。
LiLiley 私は歌が好きになったきっかけが浜崎あゆみさんです。
Miori 似てるってよく言われる。
LiLiley 髪の毛を切ったら言っていただけて。うれしいなあ! って思いながら。
Miori 私はTWICEのモモさんがめっちゃ好きで、ライブもよく行っています。
出会いは1年前で「毎日一緒にいる」
ーーみなさんバラバラで、それが混じり合い音楽になっていると思いますが、どんなふうに作っているんですか? 歌詞とか楽曲、パフォーマンスを。
Miori 曲は外注で、毎回イメージを自分たちで話し合ってお伝えして、歌詞は3人で考える。分担して。
LiLiley 曲名とサビだけ最初に3人で一緒に作って、あとは分担して、がっちゃんこするんです。
ーー合わせるときに、それぞれの歌詞がわかるんですね。
LiLiley 結構ニュアンスが似てるよね?
AMI 「全然ちがう」ってことはないよね。
ーー世界観が同じなんですね。ずっと一緒にいるからマインドも似てくるんでしょうか。
Miori まだ浅いんです。10月でちょうど1年です。でもめっちゃ一緒にいるんで。
AMI ほぼ毎日一緒にいるんです。
LiLiley 濃い1年だよね、濃縮してる。
ーーぶつかることはないですか?
LiLiley 大きなケンカはないですね。話し合いのときに「これはこうじゃない?」「ちがうよ」っていうのはちょこちょこあるけど、大きな揉め事はないね?
ーーそれぞれ役割がある?
Miori (AMIを指し)結構中立の立場でいてくれます。LiLileyちゃんはすごく芯が強いんですけど、たまに天然というか、おもしろいところがある。
AMI 発想がぶっ飛んでるんです。いい意味で。
LiLiley (Mioriを指し)すごくしっかりしてますね。一番しっかりしてるかも。マメです。
AMI 真面目です。
勝ち進むごとにシャンパンでお祝い
ーーこれまで、TikTokでバズった経験はありますか?
AMI ここからバズりたいよね。
LiLiley アカウント作り直そうか、という話もしています。ごちゃごちゃしてるから。
Miori コンセプトもなくて。ちゃんとやっていこう! ってちょうど一昨日くらいに話し合いしました。せっかくフリーランスなので、この3人で回しているという環境を逆手に取って、フリーランスを全面に出して。
LiLiley お金数えてるとかね。
ーーいいかも(笑)。個人アカウントでバズったことはありますか?
Miori K-POPのダンスの振付解説動画がたまにバズります。一度、TWICEの「本人からコメントがくる」という企画があったとき、ありがたいことにミナさんからコメントがきて、それでボーンと。
LiLiley 私はすごく個人的なやつで、ブリーチしすぎと乾燥で髪の毛がちぎれたやつと、バイク乗ってるやつと、インコです。喋るんですよ、それでバズりました。
AMI 私はヘアアレンジの動画と……顔です!
ーーはっきりとしていていいですね(笑)。今回、アーティストリーグで勝ち進んだ中で、印象的な出来事はありましたか?
Miori 勝ち進むごとにシャンパンを開けていました。配信しながら、進めたときは、ワーってシャンパン開けて。最後に負けたときは、大泣きしたあとに開けた(笑)。
LiLiley 結局飲むんです。
ーーみんなお酒が好きなんですね。
Mioriこの2人は特に。
ーー泣いたんですね。
Miori このステージが決まったときもみんな泣きましたし、負けたときも泣きました。
ーー最後に、今後の展望を教えてください!
AMI Lifestaが毎年開催される大型フェスに常連で呼ばれるようなグループになりたいって思いも込められた名前なので、再来年からだね、がんがんフェスに出たいと思っております。
ぜひこれを見ている関係者の方々、少しでもいいと思ったら呼んでください! いつも最高のパフォーマンスが全力で出来るように、みんなと一体になって熱くなれるライブパフォーマンスを売りにしているので、ぜひそれを体感しに会いにきてくれたらと思います!
@lifesta_r あなたはどっち派??💋 #Lifesta #リフェスタ #あみおりりー #ダンスボーカル ♬ 原聲 – yyt12
※動画はLifesta公式TikTok『@lifesta_r』より