脅威のスピードで拡散中の話題動画
いま、韓国アイドルLE SSERAFIM(ル セラフィム)のTikTokがバズっている。
LE SSERAFIMとは2022年5月にデビューした韓国の5人組ガールズグループ。メンバーは元HKT48、元IZ*ONEメンバーのサクラ(宮脇咲良)(25)、元IZ*ONEメンバーでリーダーのチェウォン(23)、韓国系アメリカ人のユンジン(ジェニファー)(22)、日本人で元バレリーナのカズハ(20)、最年少のウンチェ(16)。BTSの事務所であるHYBEの子会社であるSOURCE MUSICに所属し、BTSの“生みの親”であるパン・シヒョク氏が総括プロデューサーを務める。グループ名であるLE SSERAFIMは「IM FEARLESS」をアナグラムさせた名前で「世間からの視線に惑わされずに恐れることなく前に進んでいく」という強い意志が込められている。
LE SSERAFIMの2か月後にデビューしたNewJeansと並んで「K-POPの第四世代」と呼ばれ、韓国や日本で人気を誇る彼女たちだが、公式TikTokではメンバーの自然体な姿を楽しむことができる。中には、公開1週間足らずで2730万回再生、250万いいねと大バズり中の動画などもあるのだ。
大流行中の〝空中浮揚〟ステップ・スリックバックに挑戦
LE SSERAFIMの公式TikTokは、10月25日までにサクラ、カズハ、ウンチェが「まるで人が宙に浮いているかのように見えるダンス」である〝スリックバック〟に挑戦している動画を投稿。スリックバックとは現在、海外のTikTokerの間で流行しており、人気ミュージシャンのLAKIMの楽曲「A Pimp Named Slickback」に合わせて、まるで〝空中浮揚〟しているようなステップを踏むダンスチャレンジだ。
動画はサクラがパーカーの帽子を被り、カメラをクールに睨みつけているところからスタート。そこにウンチェとカズハが加わり、スリックバックに挑戦するのだが、3人とも全くできていない状態で終わる、というトホホな内容。しかもサクラは3人の中でも一番ドタバタとした不恰好なステップを踏んでおり、チャレンジを始める前の自信ありげな表情とのギャップがなんとも味わい深い仕上がりになっていた。
この動画には「Direct by.Jennifer」と注釈がついており、連続で投稿された動画では、3人のチャレンジをカメラに収めるユンジン(ジェニファー)の姿が。チャレンジが終わった後にメンバー4人で大笑いしながら動画の出来を確認する様子などが映っており、仲の良さが伝わってくる内容となっていた。
このおもしろいとしか言いようのない動画はファンを大喜びさせており、コメント欄には
「え!できるの?!からの絶望的なステップ」
「最初サクラオンニ出来そうな雰囲気かもし出してるのかわい笑笑」
「ックラオンニの運動神経最大限に発揮しててしんどいww」
「ウンチェに関してはもう諦めて走ってる笑笑」
「カズハ、バレエ出てもうてる」
「さすがあたしたちのオモロフィムWWW」
「これだからルセラ推しはやめられないwww」
といった爆笑や賞賛の声が続出している。
ちなみに〝オモロフィム〟とは、彼女たちがユーモアのセンスに溢れた集団であるとして、ファンがグループ名をアレンジしてつけた名称であるとのこと。彼女たちはサクラのモットーである「人生はコンテンツだ」を見習い、この言葉をスローガンにしてそれぞれの日常をSNSに多数投稿。今回の〝できない姿を堂々と見せる〟という斬新な動画からも、彼女たちの笑いに対する熱い姿勢が痛いほど伝わってくる。
またサクラといえばHKT48時代から運動神経がイマイチなことで知られており、AKB48グループ対抗大運動会などで走り方が独特、大縄跳びが苦手といった姿を見せてメンバーやファンの爆笑をかっさらっていたのは、古参のファンなら常識といったところ。そんな自分の弱点をコンテンツに変え、見事大バズりさせてしまうとは、あっぱれとしか言いようがない。
11月1日からはインフルエンザの後遺症によるめまいで活動休止していたリーダー・チェウォンも復活。これからもますますパワーアップするであろう〝オモロフィム〟に、超期待!
@le_sserafim 👟🏃♀️ #slickback (Direct by. Jennifer 🎬) #LE_SSERAFIM #르세라핌 ♬ original sound – Joseph
※動画はLE SSERAFIM公式TikTok『@
le_sserafim』より