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“彼女あるある”が大バズ
ぶんちゃんに会ってきた!

女優、動画クリエイターとして活躍する“ぶんちゃん”こと重松 文さんファンミーティングレポート/リアルすぎるカップル一人芝居に「『この人、いっつもひとりで何やってんだろ』」って言われます。でも、これ結構まじめにやってるんですよ(笑)」

 9月9日、女優で動画クリエイターの“ぶんちゃん”こと重松 文さんのファンミーティングが開催。絶妙な設定や機微のある会話劇が人気のTikTok動画制作秘話を明かし、初の弾き語りも披露してくれた。

満員のファンを前に、動画制作の裏側を告白!?

 “あるあるネタ”であふれるTikTok。動画クリエイターや芸人など、さまざまなTikTokerが演じる“あるあるネタ”だが、重松文さんの“あるある”はひと味もふた味も違う。

「あなたの友達にいそうな女優」
 とのプロフィールが示すとおり、彼女がアップする“あるある”は、
「付き合う直前の大学生」
「女子ウケしまくる友達」
「絶妙に男を翻弄してくる彼女」
「好きなんだけど付き合う前の時間を楽しみたいから告白させない女子」
「みんなが寝静まった宅飲み後に声を殺してイチャイチャする付き合う直前の女子」
 などなど、誰しも一度は味わったことがありそうな身近なキュンキュンで溢れているのだ。

@aya_sigematu_ 最後の話題の系統が1番盛り上がる方法☝️#ぶんちゃん #ぶんの友達 #オチそれかい #飲み会 #盛り上げ上手 #友達 ♬ オリジナル楽曲 – ぶんちゃん /女優👯‍♀️🥦

 いや、そんなアオハルな経験が一切なくとも、そのディティールが細かい設定や、リアルすぎる会話の臨場感で、いつのまにか「あの時は甘酸っぱかったぜ」と言ってしまうほど。もはや“あるあるネタ”ではくくれない圧巻の“一人芝居”として存在感を発揮しているのだ。

 そんな重松さんが、9月9日にファンミーティングを開催。開催場所であるアートカフェフレンズ恵比寿は、立ち見が出るほど満員御礼状態!
 白いロングワンピース姿で現れた重松さんは、会場前方に用意された椅子に座る前、客席からの「ぶんちゃーん!」の声に「やっほー!」と元気よく応答。小さなスマホで観ていた笑顔が目の前に!
 ファンミーティングは今回で2回目だといい、「前回の倍の倍くらい来てくれた」と、盛況ぶりに喜ぶ重松さん。まず語ってくれたのは、動画制作の裏側。司会を務める芸人のダーヨシさんから、動画の作り方について問われると、
「『このセリフ、もっと言いたい』と思い始めたら、どんどん尺が伸びる」
 と言い、きっちりと台本を書いていることを明かした。

 通常は1分前後の動画が多いが「ぶんちゃんオリジナルブロマイド」(ファミマプリントで発売中、9/30まで)の特典映像で長尺のオリジナルドラマを制作したと話し、それも「台本を描きたい」欲から始まったそう。

 ちなみに、はじめて台本を書いたのは、中学生のときに授業の一環としてだったという。クラスでいくつかのグループに分かれ、そのなかで台本担当となり、書く楽しさに没頭したものの「自分も演じたい」という感情が湧き上がり、
「それで(台本を書く気持ちが)しゅ〜……ってなっちゃった」
 という。

 一度は萎えた、台本を書くことへの欲求だったが、事務所に所属し、歌のレッスンもするようになり歌詞に触れるようになると、「また書きたい」という制作意欲が湧き上がった。
「最近、詞を書きはじめて。その感じでオリジナルドラマも作っちゃおうかなって、台本を書き始めた」
 と、明かしてくれた。

共演者くぼけんさんの「顔を思い浮かべながら台本を書いた」

 この日は、100万回再生連発のアカウント『ドラマみたいだ』の監督を務める『イケメンズ(改名予定あり)』の久保軒松さん(くぼけん)がゲストで登場。

 オリジナルドラマで、「自分が脚本のドラマで、実際キャスティングさせて頂いた俳優さんとお芝居できてうれしかった」と素直に感激したというぶんちゃん。
 普段は、
「朝起きて、顔洗って、ここに携帯設置して、一人で部屋で、『なにやってんの、わたし!』って毎日。YouTubeのコメントは辛辣なのが多くて、ここ最近『この人、いっつもひとりで何やってんだろ』って。でも、これ結構まじめにやってるんですよ(笑)」
 と、一人で動画を撮ることへの気恥ずかしさを感じていたそうだ。

 共演の久保さんも本業は俳優。重松さんは「俳優さんがやるTikTokってあんまりない」としつつ、久保さんの動画で発揮される演技のクオリティの高さに注目し、
「見てたら、絶対このひと、なんかやったことあるだろうなって、場数を感じて。ずっとお芝居やってたんだろうなと感じて、お会いしたらそのとおりで、お話も合うし、『これは!』って」
 と、オファーに至ったという。

 さらに重松さんが注目したのは、久保さんの「冴なさ」。
「ちょっといい意味で冴えない……すごくちょうどよかったんです(笑)。だからもう、声をかける前に台本を書いていたけど、名前を『けん』にしてた。顔を思い浮かべながら台本書いてた。けんちゃん以外イヤだなって思いながら書いていって、書き終わったあとに、『けんちゃんがいいんです』って連絡して」
 と、熱烈オファーをしたことを明かした。

 そうしてオファーを受け、台本を覚えて撮影当日、現場に入った久保さんは「すごい大変だった」そうだ。
「セリフ合わせをしたときに、ぶんちゃんから、『このセリフ、実はこういう理由があって』と聞いて。『ヤバい、僕が用意したままのじゃダメだ』と。そこからがんばってやってみて、当日に台本の素晴らしさに気づいた」
 と、絶賛。

 重松さんの台本のこだわりは、憧れの存在である脚本家の坂元裕二さんを標榜とする、「出しすぎず、含みを持たせる」会話劇だという。セリフの端々から漏れるふたりの関係性や心情に注目すると、よりいっそうTikTokの動画やオリジナルドラマを楽しめそうだ。

 そんな和気あいあいとした和やかなトークイベントの終盤では、重松さんがピアノ弾き語りで東京事変の『私生活』を披露。ダイナミックな演奏と、心を震わせる歌声に、思わず涙を流すファンが続出。

 重松さん自身もファンとの触れ合いでたびたび涙を流していたが、あたたかすぎるファンミーティングは、特典会も大盛り上がり、大盛況で幕を閉じたのだった。

イベント終了後、楽屋にてインタビュー!

ーー弾き語りのシーンでは、目に涙が浮かんでましたが、どんなお気持ちでしたか?

重松文(以下、重松) こういう場をいただけたことがうれしいのと、あたたかい空気で迎え入れてくれたので。あと、みんな優しくエールを送ってくれたので、「ありがたい!」って、涙があふれてしまいました。

ーー歌もぐっときました。

重松 練習不足なところもあり、色々ミスっちゃったんですけど。精一杯、ひとりひとりに伝わるように、ハートだけはプロ意識を持って、と思ってやったので、そこは自分で自分を褒めてあげようかなって(笑)。これからも精進して、もっともっとたくさんのひとに聞いていただけるようにがんばります。

ーーアーティストと俳優の両方を頑張ると言っていましたが、目指すものは?

重松 大きい夢になっちゃうけど、俳優という枠に縛られないようにがんばっていきたいと思っています。歌もお芝居だけじゃなく、You TubeもTikTokもせっかくみんなに見てもらえたコンテンツなので、どれだけ自分がテレビなどに露出していくことができても、そういうのは絶対継続したいと思っています。
 感謝の気持を忘れないように、いろいろな方面で作品として皆さんにお礼ができるように、マルチに活動していきたいと思っています。

ーーありがとうございました!

■プロフィール
重松 文(しげまつ・あや)
女優として活動中。ドラマや映画、舞台などに出演。2023年9月、舞台『ヒトラーを画家にする話』に出演。詳細はこちらまで。

@aya_sigematu_ 1人で何やってんだって思いながら編集してます、ぶんです。#ぶんの友達 #俳優 #会話シリーズ #カップル #宅飲み#大学生 #恋愛#大学生あるある #コンビニ ♬ オリジナル楽曲 – ぶん。(重松 文)👯‍♀️🥦 – ぶんちゃん /女優👯‍♀️🥦

※動画はぶんちゃん/女優公式TikTok『@aya_sigematu_』より

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