令和にギャルが完全復活!
いま、『egg』の令和ギャルがバズっている。
『egg』といえば、90年代なかばのギャルカルチャーを発信し、一大ムーブメントを築き上げたギャル雑誌。1995年に創刊し、渋谷ギャルカルチャーの衰退や女子ファッションの多様化の影響もあり、2014年7月号をもって惜しまれつつも休刊したものの、2018年、現役ギャルの赤荻瞳さんがウェブで復刊。赤荻編集長の元、2019年5月には紙媒体での復刊号の発売にもこぎつけた。
2019年といえば、みちょぱさんがテレビで見ない日がなく、ゆきぽよさんがブレイクし、ゆうちゃみさんが『egg』専属モデルに就任した年。彼女たちの活躍により一時は鳴りを潜めていたギャルカルチャーが復興の兆しを見せ、ここ数年はTikTok内で「#平成ギャル」のハッシュタグで検索すると、ルーズソックスにバサバサのつけま、腰にセーターを巻いた制服スタイル、というギャルコスプレの動画がいくつもヒットするように。
さらにそうした外見だけではなく、”ギャルマインド”が再評価。
ギャルマインドとは、
・ノリがいい
・前向き
・はっきりNOと言える
・人に左右されない芯の強さ
・くよくよしない
・イヤことがあっても翌日にはカラッと明るい
といわれており、こうしたポジティブマインドが、令和の時代に憧れの存在になっているようなのだ。
eggギャルの自由な生態inバス
さて、そんなギャルカルチャーのパイオニア的存在である『egg』は現在、年2回のペースで雑誌を刊行し、YouTubeやSNSで積極的に発信中で、もちろんTikTokも再生回数回りまくりだ。
最近では、9月5日投稿の動画が、再生回数530万回を記録。
「バス休憩でも自由なギャル」と題されたその動画の内容はというと、大型バスの中で、ただただギャル&ギャル男がだらっと休憩しているというもの。
黙々とメイクするギャル、2人席に3人でぎゅうぎゅうに座ってダベるギャル、足を開いてスマホをいじるギャル、2人席で寝そべってスマホをいじるギャル、カメラに気づきノリよくポーズをキメるギャル男ーーと、臨場感たっぷりの自由奔放さ。
別に何が起こるわけでもないのに、飾らない自由奔放なかわいさで何度も見てしまう中毒性を持つ。
コメント欄は、
「(寝っ転がってるギャルに対して)ももあちゃんギャルすぎるwwww」
「あいみちゃんとあいさちゃんと、ゆいちゃみで一緒にいるの尊い」
「最後のみりちゃむドアップ?激カワすぎてびっくりした」
などのほか、「カワイイ」の嵐状態になっている。
最新号の発売日は10月31日、タレントとしても活躍中のみりちゃむが表紙に登場、「迷ってるだけ人生無駄じゃね?」との強めのメッセージが表紙に踊る。やっぱりいつの時代も、ギャルは最強!
@eggtok バス休憩でも自由なギャル💖 #egg #eggモデル #ぎゃる #ギャル #gyaru ♬ Bad Gals – 半熟卵っち
※動画はegg公式公式TikTok『@eggtok』より