「イカゲーム」動画で4.8億再生を達成!
現在、世界で最も稼ぐYouTuber・MrBeast(ミスタービースト)がバズっている。
ミスタービーストとは、アメリカのジェームズ・ステファン・ドナルドソン。1998年5月生まれの25歳で、本国にてYouTuber・慈善家として名を知られた人物。身長190cm・甘いマスクの持ち主で、2023年8月31日時点でYouTubeの登録者数1億8000万人で、SNS上で最もフォローされている個人ユーザーだ。もちろんTikTokの登録者数も桁違いで、フォロワー数は8690万人、総いいね数はなんと8億4600万回という数字を叩き出している。
そんなミスタービーストの年収もやはり桁違いで、米国経済誌『Forbes』によると「2021年に最も稼いだYouTube Star」にて世界1位の約62億円を稼いだと報道。YouTuber歴代世界1位の年間収入を記録している。
メインチャンネルだけで2021年の年収が5400万ドル(約78億円)あったとされており、他にも毎月のグッズ収入が推定50万ドル(約7300万円)とのこと。さらに「MrBeast Burger」というデリバリー専門のレストランを全米でフランチャイズ展開していたり、Feastablesというチョコレートバーブランドを立ち上げるなど実業家としても活躍するなど、その勢いは留まることを知らない。
YouTubeでは世界的人気ドラマ「イカゲーム」を再現して〝456人が45万6000ドルの賞金をかけて(暴力なしで)競い合う〟という大掛かりな動画を制作(26分弱の尺で、視聴回数は現在4.8億回!)するなど、手間も暇も金もかけた動画を生み出しているミスタービースト。しかし、TikTokでは比較的肩の力を抜いた動画を投稿しており、そちらはそちらで違った魅力があるのだ。
友人たちとフグの刺身を食べて大騒ぎ、なユルめ動画
例えば8月9日には「世界で最も毒の強い魚を食べた」と題し、フグの刺身を友人3人とワイワイ言いながら食す動画を投稿。動画では凶悪な顔をしたフグの顔のアップが映し出され、料理人がフグを調理している場面が差し込まれたあとに美味しそうなフグの刺身が登場。
ミスタービーストは「プロが作ってるから毒があるはずがない」と友人たちに説明するが、友人たちは不安げな様子。さらにビーストが「もしシェフが準備に失敗してた場合、少なくとも俺たちはみんな一斉に倒れちゃうけど大丈夫だね?」と言うと、場に緊張感が走る。
その後はみんな、覚悟を決めたように一気にフグの刺身を口に入れ、友人たちは口々に「少しチクチクする気がする」と喉あたりを抑えたり、「なんでこんな舌が重いんだ?」と不安そうな顔を見せるなど次々に不調を訴える展開に。
そんな中、ミスタービーストは「正直に言うよ。これは死ぬほどの価値があるとは思わない」と〝フグの刺身を食べる行為が有するリスク〟について正直に語ったあと「(てっさを)飲み込んでない」と満面の笑顔でぶっちゃけ。友人が「君、飲み込んでないの!? 俺をからかってるの!?」とツッコむと、ミスタービーストは勢いよく刺身をプッと吐き出してみせたのだった。この動画は2億回4000万回再生、220万いいねを獲得するなど、大反響を呼んでいる。
多大な資本力と手間暇で他を圧倒するYouTube動画とは違い、ミスタービーストが友人たちとリラックスした表情でワチャワチャする〝自然体の魅力〟が堪能できるTikTok動画。2つを見比べてみるのも良いかもしれない。
@mrbeast I can’t believe the boys tried pufferfish with me 🐠 #pufferfish #fugu #survived #poison #fish ♬ original sound – MrBeast
※動画はMrBeast公式TikTok『@mrbeast』より