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AIが作った食事シーンが
不気味すぎて……

絶対に口に入れない人間たち

 いま、AIが作った食事シーンがバズっている。

 いまや誰もが体験することができるAI画像制作だが、指示を入力するだけでAIが画像制作するアプリ、その完成画像に不気味さを感じたことはないだろうか。妙に顔が崩れていたり、ありえない動きをしていたり、ラーメンを食べているはずが指を食べていたり……。

 その現象にあえて注目し制作したのが、狂った美術さん(@kurubi102)の動画。
 現時点で再生回数230万回を記録しているのは、「『ハンバーガーを食べる』という意味がまだよく分からないAIが作った、『ハンバーガーを食べる人間の映像』まとめ」だ。

 その動画の内容はというと、まず登場するのは、鼻付近にハンバーガーが直撃し、苦しそうに口を開けている、ヒゲに黒縁メガネの男性。2組目に現れるのは、大口を開けた双子のような男性2人、テーブルには食べ物のようななにかが置いてあるが、ただただ口を開けるだけだ。
 3組目は女性と子ども2人の家族のような3人が、食べ物らしきものがところ狭しと置かれているテーブルを前にソファに座り、やはり大口を開けているというもの。そして4組目、2人の人間の口に、ようやくハンバーガーが入っている……!? と思いきや、鼻の下の溝である人中にぶつかったまま口内には入っていかない。ちなみに手は使わず、パン食い競走のような様相だ。最後に登場するのは、上半身が溶けたようにテーブルにめり込んだ男性。大口を開けてピザらしきものを口に運ぼうとするが、やはり入っていかないのだ。

 どうしても食べることができないAIが作った人間たちに、コメント欄は、

「人類が滅ぶ計画で作られているんじゃないの?」
「最初ハンバーガーに食べられてるんよ」
「みんな鼻からいこうとしてて草」
「ホラーよりホラーなんよ」
「めちゃうちゃ食べたいのに、催眠術で食べられなくされてるみたい」
「小さい頃風邪引いた時に見た夢みたい」

 と、戦々恐々するのだった。

食べないAIのモノマネ動画が続出中!

 狂った美術さんが「意味がまだ分かってないAI系動画」を投稿し始めたのは、今年6月11日から。ラーメン、ピザ、チキン、カニ、ちくわ、タピオカドリンク、海鮮丼回転寿司、ジンギスカン、給食、焼肉、カレー、ビュッフェ、たこ焼き、鰻……と、あらゆる食べ物をAIにチャレンジさせているが、どれもこれも一向に食べないうえ、ゾッとするような異世界な仕上がりになっており、これには視聴者も「いつになったら食べるを覚えるんよ」とツッコミを入れるほどに。

 さらに、8月に入ると「『食べる』という意味がまだよくわかからないAI」モノマネ動画が続々と投稿されているように。さまざまな投稿主が、狂った美術さんのAIたちのように、絶対に食べ物が口に入らないもどかしい食事動画を投稿し、バズりを見せているのだ。

 なかでも最多「いいね」数を稼いでいるのが、遠藤はやと大喜利修行中さん(@user1058787283576)の動画だ。
 遠藤さんは「『食べる』という意味をまだよくわかっていないAIが作った『人がサンドウィッチを食べるところ』」という動画を投稿。大口を開けて苦しそうな顔をしながら、どうしてもサンドウィッチを口の中に入れることができないAIを、恥じらいなく再現。舌が痙攣する様子など、細部までAIのモノマネを徹底している。
 遠藤さんがこのモノマネをやろうと思ったきっかけについて、「なんでこれをやろうと思ったのか切実に知りたいよwwww」とのコメントに、「AIなんかに負けてらんないと思ったからです!」と威勢よく回答。
 本家AIがいつ「食べる」を理解するのかも気になるが、それを追う人間たちが、よりAI化した動きを取得していくという謎現象から、目が離せそうにない。

@kurubi102 👤🙏🍔 #liminalspaces #weirdcore #dreamcore #fyp ♬ Shop – Toby Fox

※動画は狂った美術公式TikTok『@kurubi102』より 

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