長く支え続けた夫が離婚を申請
いま、ブリトニー・スピアーズがバズっている。
8月16日、昨年6月に結婚したサム・アスガリが、ロサンゼルスの裁判所に離婚を申請したことを報じられたブリトニー。CNNによると、離婚日は7月28日。2016年にブリトニーのミュージックビデオで共演をしたことで交際に発展し、2021年9月に婚約をしていたが、約1年というスピード破局となってしまったようだ。
その間のブリトニーといえば、2008年頃から精神状態の不安定さゆえ、リハビリセンターに数回入院、成年後見人制度により両親が後見人となった。以降は父親が、彼女の財産管理、連絡や移動、交友関係、生活、すべてを監視することになった。2019年にはメンタルケア施設に入院したが、ファンたちはその入院が父親による強制的なものだとし、ネット上で「#FreeBritney(ブリトニーを解放せよ)」と呼びかけたことも。そして2020年に後見人からの解放を求める裁判を起こしていた。
さらに同年には、インスタグラムに黒いタンクトップにショートパンツ、ボサボサ髪に不安定なメイクで奇妙なダンスを自撮りする動画をアップ。ファンたちは「ブリトニーの様子がおかしい」「助けが必要なのでは?」と困惑。ファンが「誰かにコントロールされているなら、次の動画で黄色い服を着て」とコメント欄で呼びかけると、ブリトニーは黄色いトップスで踊る動画を投稿、波紋を呼んだこともあった。
そんなブリトニーを支え、ともに戦う姿を見せていた前夫のサム。だが、米芸能サイト「ページシックス」によると、サムがブリトニーの浮気を疑い対立していたことや、ブリトニーが離婚のための報酬を支払わなければ“彼女に関する非常に恥ずかしい情報を公表する”と、彼が脅しているーーなどといったことが報じられている。
床でイモムシのようにうごめくブリちゃん
そんな一大事の渦中にいた7月、ブリトニーはTikTokを活性化させていた。現時点でアップされている最初の動画は、7月12日に投稿した10月24日発売予定の自叙伝のリリース情報について。
そして8月4日には、自宅リビングらしき場所で、衝撃的なレースのブラジャー&ショッキングピンクの極小パンツ姿で登場。クリス・アイザックの「blue Spanish Sky」をバックに、腕をブルンブルン回し、くるくると回るとTバック越しのヒップも映り込み、笑顔を見せながら得意げにボディを揺らしながら踊りまくり、動画の最後には床にうつ伏せになり、ヒップをくねくねと動かしてみせたのだ。
これにはコメント欄は、「ブリトニー・スピアーズに何が起こったのか。文字通りわかりません」「まだこれがブリトニーだと思っている人がいるの?」「これはブリトニーじゃないよ……え、そう思っているのは私だけ?」「こわい」と大困惑。
さらに翌日には、ピンク色のボディコンシャスなミニワンピース姿で、豊満ボディを見せつけるようにカメラを見つめ続ける動画をアップ。そして同日にはもうひとつの動画を投稿。こちらはデコルテからバストの谷間にかけて、そしてウエストがあらわになったショッキングピンクのトップスに、タイトなデニムパンツ姿。リュダクリスの「STAND UP」をバックに、不敵に笑いとろんとした目つきでカメラを見据えながら、不穏な腰つきでゆるいダンスを続ける動画だ。
この動画は現時点で130万回再生されており、コメント欄はやはりというべきか、「昔のブリトニーを返してほしい」「また同じことをしている……」「助けが必要な場合は、2回まばたきをして」といった困惑が多数を占める。
その一方で、「あなたの人生で悪いものをとりのぞいて、癒やされてください」「あなたはとても強かった。これからはすべてをやめて、自分自身に集中して。またスターになりましょう」といった優しい語りかけも並ぶ。
揺るぎないポップスターだったブリちゃんの再起を、全米が望んでいるーー。
@britneyspears🏹💗
※動画はBritney Spears公式TikTok『@britneyspears』より