クセになる謎の通販番組
「社長やすぅ〜い」のフレーズでおなじみの「夢グループ」のTikTokがいま、バズっている。
誰もが一度は「ん…!?」と気になり、テレビに釘付けになってしまうことでおなじみの通販CMといえば、「夢グループ」だ。
「社長」といわれているぴっちり7:3分けの男性と、まるで愛人のようなたたずまいの派手なメイクの女性がワンセットで、なんともなつかしい風合いの背景と画像処理で登場する「夢ポータブル多機能プレーヤー」や「夢最新通訳機」、「夢充電式ハンディチェーンソー」などを紹介する通販CMが話題になったのは、3年ほど前から。
ワイドショーの合間に唐突に始まる謎の通販CMで、「CD」を「しーでー」とクセのある発音をする社長こと石田重廣さんと、「やすぅ〜い!」「社長すごぉ〜い」などの甘ったるいフレーズが一度聞いたら忘れられない愛人風女性こと保科有里さんの、強烈なキャラクターと絶妙な間合い、ぬぐいきれない怪しさやうさんくささがじわじわと話題になり、昨年は『週刊さんまとマツコ』(TBS系)や『相席食堂』(朝日放送テレビ)などにも出演し、社長と保科さんの初のデュエット曲『夢と…未来へ』を発売するなど、世間が放っておかない存在になってしまったのだ。
いまはさらにノリにノリ、7月には講談社のマンガ雑誌『月刊シリウス」のYouTubeで夢グループ通販番組風マンガ紹介動画を開始し、8月12日には保科さんが自叙伝『愛人!?困っちゃう…』を発売、8月30日にはまたもやデュエット曲『やすくして』をシリース予定など、自らの”クセ”をつまびらかにイジりはじめている。
NGシーン集が740万回再生
そんな夢グループが、昨年6月からTikTokを開始。
そのラインナップはというと、石田社長が「夢ポータブル多機能プレーヤー」の言い方を何テイクもやり直す動画や、ファンにはおなじみの日本語英語「マイ・ホビー・イズ・トラベリ〜ング!」のフレーズを堪能できる動画、スタッフがお気に入りだという「シャンソン」を「さんそん」「さんしょん」など何度も言い間違える動画、さらにお蔵入りCMを特別公開した動画……などなど、ファン垂涎の動画がズラリ。
なかでも、現在までに再生回数740回を超えバズっているのが、6月30日投稿の「夢グループCM撮影NGシーン」動画だ。
石田社長が価格を言い間違え、保科さんが思わず「髙いっ!」と吐き捨てるシーンや、保科さんが「社長、ありがとおぉ〜」と甘えると、自ら「あ、なまった」と気にするシーンが収録されている。
これがじわじわとバズったことにより、多くのユーザーが、
「夢グループのTikTokあるの初耳すぎてwwwww」
「やす〜い!!の人やん」
「たまーに見るCMだ」
「待って夢グループの公式?!家族みんな大好きです! 」
と、「夢グループ」のTikTokの存在に気づき感動。
さらに、
「えらいかわいいな」
「怪しいって思いながらCM観てる笑」
「素のおばちゃん好き」
「友近と秋山みたい笑」
「でぇぶぃでぇはNGにならないんだね(笑)息子と一緒になって爆笑しましたよ(笑)」
「夢グループのcm見るときだけやけに父が黙らせてくる。終わったあとは必ず真似してるw」
「笑笑このCMの昭和感たっぷりで好きです」
「この動画のおかげで人間味を感じれた」
と、大喜びなのだ。
さすが通販のプロ。売りどきを逃すまいと進化し続けるふたりから、これからも目が離せない。
@yume.gr 夢グループCM撮影NGシーン #夢グループ #石田社長 #保科有里 #fyp #CM ♬ ファジーネーブル – Conton Candy
※動画は夢グループ公式TikTok『@yume.gr』より