豊かなバストを取り外し!?
いま、公開中のディズニー映画『リトル・マーメイド』をモチーフにした“変身”動画がバスっている。
５月２０日に投稿された、「Ariel to Eric」とのタイトルがついたくだんの動画にまず現れるのは、原作のアリエルを思わせるゆるやか金髪に、目鼻立ちのくっきりとしたメイク、そして発色のよいピンク色のボディコンコスチュームを身にまとい、胸元から大きな乳房をあらわにした女性。
その女性が突然スカートを剥ぎ取り、下半身の切れこみが激しいボディスーツ姿になると、思わせぶりに背中のチャックを下ろす。
そしてバストアップの構図になると、金髪ヘアを頭から外し、急にスキンヘッドのようなインナーキャップ姿になるものだから、観ている者はドキリ。さらにそれ以上に驚くのが、インナーキャップを取り、黒髪の短髪姿になった女性が、バストをズルリと取り外すではないか。大きな乳房の下から見えたのは、引き締まった美しい胸板だ。
そうして次々に眉毛をぺりぺりと剥がし、カラコンを取り、クレンジングをすると、お目見えしたのはエリック王子を思わせるイケメンだった。
白い歯を見せ微笑みながらピースサインを作る姿の、なんと爽やかなことかーー。
現時点で再生回数９００万回のこの動画に、世界中のユーザーが、
「メイク落としてエリックのメイクするのかと思ったら、素がエリックだった」
「えっ？めっちゃ美女からめっちゃ美男が出てきたんやけど？？？」
「文字通り美女の皮を被ったイケメンだったわ」
「いろいろバグる」
「びっくりしすぎてさっき食べた焼肉全部リバースするところやった」
「服脱ぐと思ったら皮膚ごと脱ぎだして焦ったww」
「なんてこと！ ショック！」
「魂が何度も私の体を離れたよ…」
と、絶賛コメントを寄せるにいたったのだ。
ヌード写真を売り炎上も
この“美女の皮をかぶった王子様”の正体は、ベトナム出身のドラァグクイーン、プラスティーク・ティアラさん（２６歳）。
彼が世界的に有名になったのは、２０１９年にNetflixで配信開始された『ルポールのドラァグレース シーズン１１』というアメリカで制作されたリアリティ番組。放送当時、神々しい美しさと、それでいてギャップのあるユーモアな創造性で、濃すぎる出演者のなかにいるのにもかかわらず際立った存在だったそう。
２１歳という若さで存在感を発揮した彼は、アメリカに移住した１１歳のときに同番組をはじめて観て、当時から出演を夢見ていたんだとか。
人気が急上昇した一方、２０２０年に炎上騒動に巻き込まれたことも。
なんでも、ドラァグクイーン特有のバストパッドなどを使わず、自身の写真を加工して女性の体に寄せ、そのヌード写真をファンに売り利益を得ていたことで、トランスジェンダー女性たちからSNS上で「フォトショップを使って女の体になるなんて、汚い手を使いやがって！」などとバッシングを受けていたというのだ。
そんなことがありつつも彼は現在もSNS上で人気インフルエンサーとして影響力を誇っており、前述のTikTokも彼の美しさとアイデアの賜物。TikTok、Instagram、Twitterの合計フォロワー数１４００万人を越える彼が、日本でも見逃せない存在なる日が近そう！？
@plastique_tiara Ariel to Eric #fyp #foryou #foryoupage ♬ Part of Your World (Reprise) – From "The Little Mermaid"/Trailer Version – Halle
※動画はThe Plastique Tiara公式TikTok『@plastique_tiara』より
